結論
「工事費込み」の価格は“標準工事”の範囲だけで、現場条件によって追加費用が出るのが普通です。型落ち本体が安くても、追加工事で総額が逆転することがあります。注文前に、自宅の設置条件を下のリストで確認してください。
なぜ「工事込み」でも追加費用が出るのか
ネット販売店の「標準工事」は、最も一般的な設置条件を想定した最低限の作業です。多くの店で共通して標準に含まれるのは概ね次の範囲です(店により異なるため要確認)。
- 室内機と室外機を同じ階・近接で設置
- 配管の長さが4m程度まで
- 既存の配管穴を利用(新規穴あけなし)
- 室外機は地面またはベランダ置き
- 標準的な電源(専用コンセントが既設)
ここから外れると追加費用になります。
追加費用が出やすいポイント(チェックリスト)
注文前に、当てはまるものがないか確認してください。
- 配管が4mを超える(延長分が1mあたり加算)
- 配管用の穴が無い(新規の穴あけ。木造/モルタル/鉄筋で費用差)
- 室外機を特殊な場所に置く(屋根置き・壁面金具・二段置き・公開廊下など)
- 電源の電圧変更(100V↔200Vの切替工事)。20畳級など200V機は要注意
- 専用コンセントが無い/増設が必要
- ブレーカー(分電盤)の工事が必要
- 既存エアコンの取り外し・処分(リサイクル料・収集運搬料)
- 高所作業(2階以上で室外機を吊る、足場が必要)
- 化粧カバー(配管カバー)を付ける(見た目重視の場合)
- 隠ぺい配管(壁内配管の住宅。特殊作業で割高)
- 寒冷地・積雪地の防雪部材や架台
- コンクリート壁の穴あけ・コア抜き
注文前にやるべきこと
- 設置場所の写真を撮る(室内機の予定位置、室外機の置き場所、配管経路、コンセント、分電盤)。写真見積もりに対応する店なら当日の追加請求が起きにくい。
- 電源の電圧を確認(コンセントの形状、200V機なら切替の要否)。下の図のように、コンセントの形で見分けられます。
- 既存機の有無(取り外し・処分の要否)。
- 配送と工事が別か同時かを確認(別の店は段取りに注意)。
- 見積もりを必ず文字で残す(標準工事に含まれる範囲と、追加単価の表)。
総額で比較する
型落ち本体の安さだけでなく、本体+標準工事+見込み追加費用+処分費の総額で比べてください。販売店ごとの工事の明確さ・保証は販売店比較ページで整理しています。
最終確認日:2026-06-30